「子供の貧困」問題の解決を目指して、
地域の一人ひとりの支援をつなぎ、子どもたちを支えます
日本の17歳以下の子どもの7人に1人が経済的な貧困状態にあるといわれています。
見ようとしなくては見えない家庭の事情や経済的な理由で
社会から孤立してしまっている子どもたちが、山口県にもたくさんいます。
こども明日花プロジェクトでは、「子どもの貧困」は個人の問題ではなく、
私たち地域全体の問題であると考え、その解決を目指します。
こども明日花
プロジェクトの活動
子どもたちが希望を持って成長できる環境を実現するための活動を行っています。
新着情報
スーパーホテル湯田温泉様にて、職場体験を行いました
スーパーホテル湯田温泉様より、この度、夏休みの期間中の、職場体験学習の機会をいただきました。 応募者は全部で8組。全2回に分けての実施となりました。 「もう少しでお仕事だ!」と指折り数えてその日を待ち望む子どもたち。当日を迎えると、優しく丁寧に教えてくださるスタッフさんたちに安心しながら楽しそうに、フロント案内、食事配膳の仕事を頑張っていました。日頃できない体験ができたことを喜んだり、ホテルへ宿泊しての体験学習でしたが、また泊まりたいと、とても良い時間を過ごせたことが窺える発言が聴かれたり、充実した様子が窺えました。 一緒に見守る保護者さんからも、将来の夢に向かって頑張る気持ちが強まった様子だった、帰ってからも褒められてうれしかったことを話していた、ホテルに宿泊でき夏休みの良い思い出になったと喜びの声がたくさん聴かれました。 スーパーホテル湯田温泉様、夏休みの貴重な体験を子どもたちに提供いただきありがとうございました。この場を借りて御礼申し上げます。
![画像:[スーパーホテル湯田温泉様にて、職場体験を行いました]](https://asuhana.org/wp-content/uploads/2025/10/5bd974e5ca9c104648aa1a3654c4b060.jpg)
第2回円卓会議に参加しました
9月8日(月)山口市市民活動支援センターさぽらんてにて、7月18日に開催されました、第1回円卓会議に引き続き、第2回円卓会議「不登校児の中学校卒業後の支援を考える」が開催されました。 さぽらんて主催のこの会議は、地域の困りごとを社会課題として様々な担い手が共有共感する場という目的のもと、たくさんの人が集まりそれ、ぞれの立場から話をしたり、聴いたり、とても充実した時間となりました。 中でも、障害やいじめ等経験から不登校になったという、子どもたちの生の声を聴くことができ、子どもたちの目線でから、大人の対応や、話の聴き方を顧みる機会となりました。どのような居場所が子どもたちにとって来やすい場所なのか、色々な視点から話し合い、新しい視点を得ることができました。
![画像:[第2回円卓会議に参加しました]](https://asuhana.org/wp-content/uploads/2025/09/0021eff47f71bb9ac5a81d18f4bb5228-scaled.jpg)
2025年度「第三の居場所」研修会に参加しました
日本財団主催の『子ども第三の居場所』とは、自己肯定感、人や社会と関わる力、生活習慣、学習習慣など、すべての子どもたちが安心して過ごせる環境で、将来の自立に向けて生き抜く力を育む場所。日本財団は、この「子ども第三の居場所」を全国に拡げています。 9月2日(火)、その事例共有の場として、2025年度「第三の居場所」研修会が開催され、児童育成支援拠点事業、地域こどもの生活支援強化事業の事例共有をし、意見交換を行いました。 大阪、愛媛、沖縄で現在事業に取り組まれている方々の、行政とのやり取り、子どもたちの様子、課題点等リアルタイムの声を聴くことができました。 ニーズのある事業だという認識を改めて持つことができ、スタッフ自身の心身のケアをしながら、孤独な子どもたちを一人でも多くなくしていけるようがんばっていこうと声を掛け合い、有意義な時間となりました。
![画像:[2025年度「第三の居場所」研修会に参加しました]](https://asuhana.org/wp-content/uploads/2025/09/76f7421c1a963243909c54cf2f90f9f8.png)
山科醍醐こどものひろばシンポジウムに参加しました
8月30日(土)に京都市山科区 アスニー山科へ行ってきました。 山科醍醐こどものひろばは、子どもの貧困に関する活動を開始してから15年が経過しました。子どもの育つ環境がたった10年も大きく変わる中、積み上げてきた活動にはどんな意味があったのか、「ひとりぼっち」をテーマに活動について参加者で考えていきました。 内容は、一般社団法人タウンスペースWAKWAK 業務執行理事兼事務局長の岡本工介氏による基調講演から始まり、山科醍醐こどものひろば理事であり、豊中市児童相談所職員の梅原美野氏と、山科醍醐こどものひろば相談役の村井琢哉氏、基調講演をされた岡本氏によるトークセッション、というプログラム。 あなたの包摂とは何か。一人が好き、という人がいたとき、後に誰かと繋がるかもしれないから、その人が一人でいることを把握しておくことが大切だという話には深く共感しました。一人ぼっちとは何か、我々にできることは何かを考えさせられるひと時となりました。
![画像:[山科醍醐こどものひろばシンポジウムに参加しました]](https://asuhana.org/wp-content/uploads/2025/09/81dc04fb0f7079a1d916f8e834956529-scaled.jpg)