新着情報
【明日花全体交流会開催しました!】
祝日の11月23日に、明日花の活動に関わる学生ボランティア、社会人ボランティア、調理ボランティア、ファンドレーザー、そしてスタッフや代表が一同に集まる「明日花全体交流会」を開催しました。交流会の開催のきっかけになったのは、ある大学生のボランティアさんの、もっと明日花に関わる人と交流したい!という声でした。20代の若者や学生、そして若手の事務局スタッフが中心となり、今回の明日花全体交流会を企画・運営し、大変充実した一日となりました。 交流会の目的は2つ。一つは、明日花のビジョンやミッションを確認すること。次に、ボランティアやファンドレーザーがお互いを知り、交流を深めることでした。代表の児玉からのビジョンとミッションの共有から始まり、アイスブレーキング、そしてグループワーク、と和やかで、かつ熱い時間があっという間に過ぎて行きました。参加者は19歳から82歳まで、明日花に参加した理由も職種も皆ばらばらです。 グループワークでは、明日花に参加して良かった点(嬉しかった、楽しかった、続けたいと思ったこと)と残念な点(疑問に思った、辛かった、気になったこと)を挙げてもらうのと同時に、明日花がこんな場所になったらいいな、というイメージも発表してもらいました。どのグループも、地域の「温かい場所」というイメージを共通して持っていました。また、残念な点や気になった点については、今後の活動を改善していくためにも大変貴重な意見を皆さんからいただきました。 良かった点の中には、地域のいろいろな方と交流できる、自分の裾野が広がる、、という意見も多くありました。その言葉通り、今回の明日花全体交流会では、立場や年齢を超えて、次の明日花の活動につながるとても良い交流が持てたのではないかと感じました。中心となって企画、運営してくださった若手社会人ボランティアグループのみなさん、本当にありがとうございました!
【11月17日の明日花レポート】
今年の夏から5カ所に増えたさくらさく学習会ですが、新しい2ヵ所も徐々に人が増え、雰囲気も良くなってきました。 中3生は受験に向けて勉強のストレスや志望校の悩みなど、ご飯を食べながら相談したり、、、と週に一回ではありますが、実際の勉強のサポート以外でも、ボランティアさんや教室マネージャーさんがこどもたちを支えてくださっています。 なのはなクラブでは、フードバンク様からいただいた、災害用の炊き出し用ドライカレーセットを子どもと一緒に作りました。 水かお湯さえあれば、食べれる、というマジックライスのドライカレー。まるで、理科の実験のようでした。 大学生が大きな紙に絵などを書いて、こどもたちに作りかたを説明してくれました。しっかり混ぜるという工程が結構あるので、子どもたちは「混ぜるのつかれたー!」と言いながらもしっかり混ぜてくれました。味の感想を聞いてみると「美味しい」という子もいれば「普通」という子も(笑) お湯で作ったのですが、レンジで温めたりせずとも、ご飯は温かかったです。食事が終わっても、銀色の耐熱袋に入ってるカレーはずっと温かいままでした。「この銀色の袋すごいね!」という会話も子どもたちとしました。まるで理科の実験のようでした! この日はスペシャルデイで、調理のボランティアの一人がプロの調理師で、明日花の子にぜひお寿司を食べさせてあげたい、、、とのことで、ブリを寄付し、お寿司を作ってくださいました。回っていないお寿司を食べるのが初めての子もたくさんでみんな大興奮でした。 こうした非日常の経験も子どもたちの感受性を育てるきっかけになるのでは、と感じた1日でした。
【10月20の明日花レポート】
台風の影響で10月は中止になることも多く、10月13日は久しぶりの開催で、それに続いての20日も各学習会たくさんの中三生が参加しました。土曜日に教えただけでは、成績があがらないかもしれません。ただ、ボランティアさんが一生懸命教えてくれたり、自分の話を聞いてくれたり、それだけで、がんばってみようかな、と思えるきっかけとなります。誰かが見守ってくれている、それだけで子どもたちは自分で動き、自分の人生を切り開いていく力を持っていると信じています。(ちょっと熱く語りすぎた、、、笑) マネージャーさんは我が子のことのように、受験生たちのことを考えてくれて、いろいろと教え方、サポートの仕方を工夫してくれています。本当にありがたいです。 なのはなクラブでは、天気がよかったので子どもたちは外遊び、そして中高生は勉強したり、ごろごろしたり。 受験生の話を書きましたが、中三生皆が受験モードなわけではありません。皆それぞれのペースと事情があります。 そんな中高生と(インドアな小学生と)一緒に足湯に休憩がてら行ってきました。足湯に足をつけると、、、痛い!ほど熱い!!! 数分でギブアップでした。帰りにはSLを見ることができ、子どもも大人も大興奮!でした。
【10月13日 あすはなカレッジ 第2回開催しました】
自ら考え、自ら動く、ヤングワーカー(若き担い手)を養成する「あすはなカレッジ2018」第2回を開催しました。大学生6人、一般1人、計7人が参加しました。 今回の講師は、岩国市で自立援助ホームを運営しながら、学習会、こども食堂、モーニング(朝食)などを実施している、NPO法人とりでの金本秀韓理事長と、「子どもの貧困対策宣言企業(現在は、こどもの未来応援企業)」として、こども明日花プロジェクトを支援していただいている、山口市仁保の(株)池田建設の池田直人社長のお二人が、大変お忙しい中、お引き受けいただきました。 金本理事長からは、幅広い活動内容とその必要性や考え方について説明され、特に、子どもたちの自主性を引き出すことを目指していること、また、アウトリーチによる取組を進めていることなどお話がありました。 池田社長からは、27才で社長を引き継がれ、経営に積極的に取り組まれる中で、社会や顧客のニーズに対応して、企業価値の向上に努めておられること、また3年前から子どもの貧困問題に心を痛める中で、こども明日花プロジェクトの活動を知り、支援していることなどについて話されました。 大学生などにとって、直接、経営者の方からお話を聞く機会は大変貴重であり、受講生からの質問も出て、大変有意義な講義となりました。お忙しい中を講師をお引き受けいただいたことに改めて感謝する次第です。 また、受講生達には、県外の取組事例を直接、訪問するスタディツアーの説明なども行いました。 次回は11月18日(日)です。
【9月29日 あすはなカレッジ2018 第1回 開催しました】
活動開始3年目のチャレンジ企画の目玉である「あすはなカレッジ」がスタートしました。 第1回は、台風が近づき、雨が降りましたが、大学生6人、社会人2人、明日花スタッフなど、10人ほどの参加者に、県立大の横山先生から「子どもの貧困問題の現状と対策」、明日花代表の児玉から「こども明日花プロジェクトの活動」と題して、1時間ずつ、お話しし、後半は参加者同士を知るアイスブレイクと、講師への質問タイムでした。 いつものセミナーとは違い、少人数なので、反応を伝わりやすく、参加者の皆さんの関心の強さが実感でき、緊張するとともに、今後がとても楽しみになりました。 次回は10月13日(土)13時から。講師は岩国市で学習会やこども食堂、モーニング(朝食提供)などに取り組んでいる、NPO法人とりでの金本秀韓理事長と、こども明日花プロジェクト活動開始当初から「子どもの貧困対策宣言企業(今は、山口こどもの未来応援企業)」として支援いただいている、山口市の(株)池田建設の池田直人社長です。 ご期待ください。
【9月15の明日花レポート】
9月15日はさくらさく学習会でもなのはなクラブでも懐かしい顔ぶれが見れた日でした! さくらさく学習会では、調理ボランティアさんがお休みだったので、スタッフを中心として、たこ焼き(パーティー?)を行った所もありました。いつも栄養たっぷり愛情たっぷり季節の食材たっぷりのおいしいご飯ですが、たまには皆でわいわいとたこ焼きを作るのもいいですね。中3生はそろそろスイッチが入る時期、、、しっかり支えていかなくてはいけません。 なのはなクラブは総勢約40名の大所帯でした。過去最高人数かもしれません。静かに勉強をしたい中高生が静かな場所を求めてさまよっていました。なぜか小学生のテンションも高く、どこにいても賑やか、、、笑 大家族!!!という感じでしたよ。
【シングルカフェ vol.3】報告
9月9日(日) パソコン講座“きほんのき” 第2回目 Excel基礎 パソコンのイメージを難しいものにしている原因の一つ「Excel」。 その壁は高くて、怖くてちょっと近寄りがたいですよね。 Excelって数字? Excelって計算? 数学苦手だったから。 そんな印象がパソコン取組み率を下げているように思います。 今回はそんな「エクセルの壁に手をかけてみる」講座です。 まずはエクセルを使ったアートを楽しみました。 セルの塗りつぶしを使った、簡単なドットアートでしたが、全体の範囲指定や複数の範囲指定、前の作業をコピーするなど、効率化を図りながら絵を仕上げることで、「Excelに困る」ではなく「Excelで助かる」事を覚えました。 次々に作業が進み、オリジナルの作品に取り掛かる人も。 図柄の連続でぽち袋作ると可愛いね、などアイデアも。 後半はエクセルらしく、簡単な家計簿をつくってみました。 簡単な関数を使うことで、エクセルは「計算するもの」ではなく「計算してくれるもの」と知って、頭フル回転のママたち。 応用する余裕も! パソコンを自分のスキルとして取り入れ、生活の一部、自分の一部として扱えるようになれば、必要に応じて自分でスキルアップしていくことができます。 エクセルの壁・・。 高いと思っていたけれど、手を伸ばしたら以外と届くものだった。 失敗してもやり直す「トライ&エラー」。 それを繰り返して、成長していく。 シングルカフェでは、今後もそのお手伝いをしていけたらいいなと思っています。 次回は最終回 「パソコンで職務経歴書をつくろう」 これまでの学習をベースに作っていきますが、初めての方もつくれる講座になっています。 パソコンをお持ちでない方も、フォローアップします! キャリアコンサルタントによる、「職務経歴書の魅せ方」やそこへ繋がる自身の棚卸しの仕方なども、こっそり教えます。 ご応募、お待ちしています。 (.style 小西)
【(株)TAMARUにて職業体験をしました】
夏休みも終わりに近づいた平日に、さくらさく学習会に通う男子が(株)TAMARU様にて職業体験を体験しました。 彼の夢は自動車整備士になること。春頃にTAMARUさんのことを話すと、「行ってみたい!」と言っていて、やっと叶った念願の職業体験でした。 TAMARUさんでは、自動車のことを聞いたり、進路を相談したり、実際の整備などの体験もしたそうで、大満足で帰ってきました。 進路の悩みも抱えていましたが、晴れ晴れした笑顔で、「勉強がんばる!」と意気込んでいました。手にはTAMARUさんでもらった自動車の部品が。 彼はこれから夢に向かって頑張っていくのだと思いますが、つまずいたときや落ち込んだ時にはこの部品をみて、がんばろうと思うのかな、と感じました。 TAMARU社長の横岡様はじめ会社のスタッフの方々も、彼を大変可愛がってくださり、「彼のような子どもが自動車業界に興味をもってくれることが嬉しい」というお言葉まで頂きました。 (株)TAMARU様、この度はこのような貴重な機会を作っていただき本当にありがとうございました! 子どもたちには多様な体験をしてほしいなぁ、と活動の中で日々感じています。 職業体験の機会を提供できますよ!という市内の企業様も随時募集しておりますので、よろしくお願いいたします。
【シングルカフェvol.2】
パソコン講座“きほんのき” 第1回目 Word基礎 3回連続講座の第1回目は、“Wordでレシピ!” 「電源ここですね〜」から始まる、本当にイチからのスタートでした。 たったのレシピ1枚。 でも、基礎的なスキルをたくさん使います。 文字のサイズ変えて、センタリングして。 写真貼り付けたら、なんだかカタチになって「おぉ〜っ!」って歓声があがったり。 賞味1時間半で、ちょっとオシャレなレシピが出来上がり。 今回のメニューは、いま話題の鯖缶を使った、 時短! カンタン! コスパ最高! アンチエイジング! と、ひとり親のいいとこ取りメニューでした。 次回は9月9日(日)。 excel基礎講座です。 楽しく学ぶ第2弾は、簡単なエクセルアートから! エクセルは、グラフだったり表だったり、お堅くてこ難しいイメージですが、「こんな使い方もあったのか」というところから、excelの苦手意識を無くしていきましょう。 (.style小西)
【明日花レポート 8月25日】
大変暑かった夏も終わり、大分秋の風が感じられるようになりました。 8月25日の明日花の活動の報告です。夏休みは新しい申し込みが相次ぎ、さくらさく学習会、なのはなクラブともに大いに賑わいました。少しだけ涼しくなった25日はなのはなクラブでは河川敷に遊びに行き、トンボやバッタを捕まえるのに子どもたちは夢中でした。 さくらさく学習会の一つでは、そうめん流しを行ったところもあります。 教室マネージャーからそうめん流しの感想が届いています。 ---------------------------------------------------------- さくらさく学習会 8月25日 今回は、先日、生徒のお母さんからそうめんをたくさんいただいたので、そうめん流し、さらに、夏の定番、スイカ割りをしました! 次々と流れて来るそうめん。子ども達は、そうめんがとれた瞬間、「とれた!」の歓喜と共に大喜びで、そうめんを味わっていました。 そうめんを楽しんだあとは、みんなでスイカ割り。 学年の低い(年齢の若い)順に、スイカとの決闘に挑戦しました。 まずは、目隠しをして、3回まわってからのスタート。みんなの、「右!、左!、真っ直ぐ!」などなどの掛け声を頼りに、スイカに向かいます。 子どもも大人も四苦八苦しながらスイカに立ち向かい、みんなの力で、無事にスイカに勝つ(スイカを割る)ことができました。 今回は、終始、笑いの絶えないお昼ご飯でした。また、新しい仲間入りした子ども達とも仲良くなる良いきっかけとなりました。 ------------------------------------------------------------ 中3生は受験に向けて大忙しですが、こんなお楽しみがさくらさく学習会であるのもいいなぁ、と思いました。 このさくら学習会ではみんなで夢花博に行く予定もあるそうです^-^ 市内5カ所に増えた学習会ですが、それぞれのカラーが出てきているのが嬉しいです。
【明日花レポート 7月21日】
7月の第1週は豪雨のためさくらさく学習会はお休みをしました。7月14日は新しい顔ぶれが揃い、にぎやかな学習会となりました。 中3生の子も多く、14日に引き続き、21日にも参加してくれました。14日に緊張気味だった子も、21日には慣れて、ボランティアさんと和やかな雰囲気で勉強、そして昼食をとりました。中3生はいまからが勝負、ボランティアさんの数を増やして行こうと思っています。国数英教えるのが得意!というボランティアさんも随時募集しています。 なのはなハウスでは、待ちに待ったレノファ観戦の日でした。本当はお弁当をもって早めにスタジアムに行く予定でしたが、山口市内に高温注意報が出される中、熱中症の子がでてはいけない、とのことで、なのはなハウスで夕食を食べ、お菓子や飲み物をもってスタジアムに向かいました。遠足気分で子どもたちはウキウキ。人が多く、はぐれてはいけない、と思い心配していましたが、思ったより(笑)お行儀よく行動してくれました。試合が始まると、スタッフ、ボランティア、子どもたち一丸となって、応援し、盛り上がりました。低学年の子は早めに飽きるかな、と思いましたが、以外にも皆一生懸命レノファを応援。タオルを回しながら「いけー!レノファー!」と叫んでいました。 試合の結果は同点。サッカーに興味がなかった子どもたちも、皆レノファファンになったようでした。ちなみにスタッフもしかり、です(笑) 「あ〜、めっちゃたのしかった!」 この一言が聞けて、とってもうれしい夏の夜でした。 この度のレノファ観戦は、株式会社レノファ山口が県内の普段観戦に行くことのできない子どもたちを招待したい、とのことで山口県社会福祉協議会を通じて招待券をいただきました。心からお礼を申し上げます。 また、ボランティアの皆様、そしてこの日のためにいろいろと準備してくださった調理の方々ありがとうございました。 準備は大変ですが、とくべつな行事は子どもたちの顔がキラキラと輝きます。今後ともできる範囲で企画していきたいと思っています。
【山口大学ゲスト授業】
山口大学経済学部の「地域福祉社会学」の授業に、ファンドレイジングチームがゲスト講師として参加しました。 行政や企業ではなくNPOセクターが事業を担っていくことの意義や醍醐味、それに伴う社会貢献、ファンドレイジング、プロボノ、ソーシャルビジネス、コミュニティビジネスなどの新しい動きについて、ファンドレイザーの柿沼を中心にお話させていただきました。 普段関わることの多い福祉系・教育系の学生さんとはまた違った雰囲気で、非常に興味深く聞いていただきました。機会をいただきました鍋山先生、学生のみなさん、どうもありがとうございました。 これが、また多様な学生さんと関わる機会になることを期待しています!